健斗(ケント)♂
あや ♀
さくら ♀
さくら ♀
ソファに座る健斗スマホをいじっている
健斗「ふう、あーなんか喉かわいたなあ。」
あや「ねえ、今日は泊ってくの?」
健斗「あ?あー、いいや、今日は帰る。」
あや「そっか」
健斗「…あー、その悪いんだけどさ」
あや「いくら?」
健斗「じゃあ、2万」
あや「どうせそれじゃ足りないんでしょ?はい、5万円」
健斗「お!サンキュ、じゃあ、そろそろ行くは!」
あや「え、だって今日はまだって…」
健斗「このあとちょっとあるんだよねー」
あや「え…それって…」
健斗「またくるわ、ありがとな、あいしてる」
あや「あ、え…うん」
あやM「いつもこうだ。彼は私に会いに来てくれるけど、することして貰うもの貰ったらすぐに帰ってしまう。いつも言う愛してるはどういう意味で言ってるの?…でも、辞められい私も…だめかな…」
健斗 「あ!ごめん!おまたせ!」
さくら「あ!大丈夫!全然待ってないよ!」
健斗 「いやあ、後輩が全然離してくれないからさあ、今から彼女とデートだってのに」
さくら「大丈夫だよ?いつでも遊べるんだから」
健斗 「いやいや、後輩とか正直どうでもいいから!おれは、さくらが大事なの!」
さくら「…もう、じゃあ、そろそろ行く?」
健斗 「ああ、そうだ!今日はごはん作ってくれるんだよね?」
さくら「え、あ、うん。いいよ?」
健斗 「お!ほんとに!じゃあ、なに作ってもらおうかな」
さくら「でも、そんなに上手に作れないよ?」
健斗 「いーのいーの!さくらに作って貰うのがいいんだから!」
さくら「じゃあ、頑張って作るね?」
健斗 「あ、うん」
さくら「じゃあ、買い物いこっか!」
健斗の部屋、テーブルには食べ終わった食器類が並べられている
健斗 「あー、おいしかったー」
さくら「えー、そんなにうまくできなかったよ?」
健斗 「いやいや、そんなことないって!」
さくら「だって、ちょっと濃かったし…」
健斗 「俺は濃いくらいでいいの!ホントに美味しかったんだから!!」
さくら「…ありがとう」
健斗 「うん!」
さくら「あ、じゃあ、お皿片付けるね」
健斗 「ありがと!このあとどうする?ゲーム?映画?」
さくら「あー、前に言ってた映画一緒にみたいなー」
健斗 「あ、いいよー」
さくら「じゃあ、すぐに洗っちゃうね!」
健斗 「あ、いいよいいよ!あとで洗うから映画みようよ!」
さくら「あー、うん。何か飲み物いる?」
健斗 「いや、まだ残ってるからいいよ?」
さくら「わかった、んしょ、えっと、なんて映画だったっけ?」
健斗 「それは見てからのナイショ、確か入ってたから再生!」
さくら「…あ」
健斗 「あ!あの!これは!」
さくら「…大丈夫だよ?男の子だもんね、そういうのも見るもんね」
健斗 「え、あ、ごめん」
さくら「…いいよ?」
健斗 「え?」
さくら「そういうこと、したいなら…いいよ」
健斗 「え、ああ、うん」
さくら「…でも、その」
健斗 「あ、どうしたの?」
さくら「…はじ…めて、だから…」
健斗 「…ああ、わかった」
・・・・・・・・・・・・・・
健斗 「今日は泊ってく?」
さくら「あ、でも明日朝からだし、まだ電車もあるから」
健斗 「あ、じゃあ、送ってくよ!」
さくら「でも、悪いよ」
健斗 「俺が送りたいから送るの!」
さくら「じゃあ、お願いします。…あと」
健斗 「あと?」
さくら「…好きです。」
健斗 「ああ、俺もだよ」
さくら「今日はありがとう、送って貰っちゃって」
健斗 「だからそれはもういいよ」
さくら「うん、明日も会いたいな…」
健斗 「うん、もちろんだよ?」
さくら「やった、じゃあ、今日はおやすみなさい」
健斗 「ああ、おやすみ」
さくら「気を付けて帰ってね?」
健斗 「うん」
健斗 「あ、もしもし、おれだけど。うん今近くにいるんだ。…わかった、30分くらいしたら着くから、ああ。またあとで」
・・・・・・・・・・・・・・
あや 「突然どうしたの?」
健斗 「いやあ、近くまできたから」
あや 「そう、ごはんは?」
健斗 「あー、ちょっとなんか食いたい」
あや 「何も食べてないの?」
健斗 「いや、くったっちゃくっちゃんだけど、っちょっと失敗して味濃くてさあ」
あや 「じゃあ、なんか用意するから座ってまってて」
健斗 「おっけー」
あや 「…今日は無理っていってなかったっけ?」
健斗 「そうだっけ、お!肉じゃがじゃん。あやの作る肉じゃがうまいんだよなー」
あや 「ほめても何もでないよ?」
健斗 「むしろいつもいろいろ出してもらってるけど?」
あや 「…ばか」
健斗 「あ、今日泊ってもいいか?」
あや 「え、べつにいいけど珍しくない?」
健斗 「あーちょっと明日近くで用事あってさ」
あや 「なるほどね、別にいいよ?」
健斗 「ありがとう!だいすきだよ!」
あや 「…ありがとう。んで、とりあえずお風呂入る?」
健斗 「お、一緒に入るか?のりのりだなあ」
あや 「ばか、あんた一人で入るのよ。もう遅いから寝るでしょ」
健斗 「今夜は寝かさないよ?」
あや 「そういうのいらないからさっさと入ってくる!」
健斗 「はーい」
・・・・・・・・・・・・・・
あや 「んじゃあ、そろそろ行くの?」
健斗 「うん、また遊びにくるわ。あ…えと」
あや 「はいはい、このくらいあれば足りる?」
健斗 「サンキュ。じゃあ、またな!あ、あいしてるよ」
あや 「…いってらっしゃい」
あやM「はあ、またやってしまう。ダメだと思っていてもどうしても。でも、ほんとはわかってる。私は都合がいいだけのおんな。…さみしいからどうしても埋めてほしくなるだけ。だから、だけど…」
健斗 「ごめん!おまたせ!」
さくら「あ、大丈夫まってないよ」
健斗 「ちょっと出るとき手間取ってさあ」
さくら「うん、大丈夫。今日はうちにくる?せっかく近くだし」
健斗 「あ、じゃあ、行こうかな」
さくら「…うん」
あやM「彼はもしかしたらほんとは私のことが好きじゃないのかもしれない」
健斗 「ねえ、あのさ、今日も…」
さくら「…うん」
あやM「私が都合がいいのは、それは…」
健斗 「じゃあ、大丈夫?」
さくら「…うん」
あやM「…今も知らない人と…でも…うん…」
健斗 「(いきづかい)」
さくら「(いきづかい)」
あやM「…でも…でも…」
・・・・・・・・・・・・・・
健斗 「ごめん!待った!急にどうしたの?」
さくら「…これ、友達が」
健斗 「え?なに、…あ」
さくら「この人だれ?」
健斗 「あ、いや、その…」
さくら「友達かなっておもったけど、友達の雰囲気じゃないもんね、これ」
健斗 「……あの…」
さくら「(被せて)ひどいですよね。別れてください。」
健斗 「え…。いや!その、さくらが!」
さくら「(被せて)なまえ。呼ばないでください。軽蔑します。さようなら」
健斗 「あ…」
さくらM「あの人がそんな人だなんて思ってなかった。そんなことに自分が巻き込まれるともおもってなかった。…追いかけてこないなんて…思ってなかった。」
健斗 「あ、もしもし?今大丈夫?」
あや 「なに?どうしたの?」
健斗 「今から行ってもいい?」
あや 「え、今から?」
健斗 「だめかな?」
あや 「(わかってる。私は…)」
健斗 「なあ、おい、あや?」
あや 「…いいよ」
健斗 「お!じゃあ、今からいくから」
あや 「…待ってるね」
・・・・・・・・・・・・・・
健斗 「突然悪いな、ドタキャンされてさー」
あや 「うん大丈夫だよ」
健斗 「あー、腹減ってるんだけど、何か作ってくれない?」
あや 「…来るとおもって、はい。おむらいす」
健斗 「おお!さすが!俺あやのオムライス好きなんだ!」
あや 「褒めてもなにもでないよ」
健斗 「はいはい、いっただきまーす!うん!うまい!」
あや 「(こごえで)ずるいなあ」
健斗 「え?なに?」
あや 「なんでもないよ、今日は?泊ってくの?」
健斗 「あー、んー、そうだな。泊めて?」
あや 「いいよ」
健斗 「お!サンキュー!」
あや 「じゃあ、映画?お風呂?」
健斗 「今日は疲れたからお風呂入って寝るかなあ。あ、一緒に入る?」
あや 「…うん」
健斗 「おいおい冗談に乗ってくれなくてもいいから」
・・・・・・・・・・・・・・
あや 「あさだよ。私そろそろ準備しないと」
健斗 「あー、今日は俺予定特にないから適当に帰るから」
あや 「じゃあ、鍵、ポスト入れといて?」
健斗 「りょうかーい」
あや 「じゃあ、そろそろ行くから」
健斗 「うん、いってらっしゃい。…あ」
あや 「ほら、今回はこれしかないから。これでいいでしょ」
健斗 「…ほんとにさすがだな。ありがとな、あや。あいしてる」
あや 「…」
健斗 「どうした?行くんだろ?」
あや 「…うん、私も愛してる」
健斗 「おう、じゃあ、いってらっしゃい」
あや 「行ってきます。…はあ。軽いのよ、ほんと。」
ーもくじー
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