お耳の恋人2の11

 男「あ、そういえばさ」

女「ん?どうしたの?」
男「〇〇の部屋に行ったことないよね?」
女「え?それはさすがに無理でしょ?」
男「あ、ただいま始まりました新サービスで」
女「ちょっとまったー!」
男「え?どうしましたか?」
女「説明も、彼氏として言ってくれない?」
男「え?ああ、うん。スマホで撮影した動画と写真をここに取り込むことで、

  まるで自分の部屋にいるかのような映像を流せるようになったんだ」
女「へー、それってまたお金かかるの?」
男「あ、今は再現度を上げるために日頃よく会いに来てくれる人には無料提供してるみたいだよ?」
女「ああ、常連特権ね。それって次に来た時でも大丈夫?」
男「うん、いいよ?」





女「って、ことで、ちゃんと持って来たわよ?」
男「お?ほんと?」
女「これをどうしたらいいの?」
男「じゃあ、俺の公式LINEに送って?」
女「…ここで公式って言っちゃうあたりが残念だよなー…」
男「あ!きたきた、じゃあ、えい!」
女「お、おお?おおおお!!!私の部屋だー!」
男「あはは、初めて来たけどいい部屋だね!キレにしてんね!」
女「へへへ、それはまあそうでしょー」
男「あ、ごみ出し忘れてる」
女「あ!もうそんなの見つけなくていいの!…これ、映像だから隠せないのね…」
男「あー、でもなんか思ってた部屋とちがうなー」
女「え?そうなの?」
男「うん」
女「どんな部屋想像してたの?」
男「それは(アドリブ)みたいな部屋かな?」
女「え?(アドリブを聞いての返事)」
男「あはは。あ、それよりさ、彼氏が部屋に遊びに来たらーって話前にしてたよね?」
女「え?ええ、してたね」
男「今日さ、してみない?」
女「え?それはちょっと無理じゃない?」
男「え?なんで?」
女「いや、だってほら、あなたの体は生身じゃ…」
男「あ!〇〇えっちなことしようとしてたのか!」
女「ば!なに言ってんの!ちがうから!」
男「あはははは、照れなくていいよー、恥ずかしがり屋さんだなー」
女「だからちがうって!もう!(まあ、同じソファーでくっついてたかったんだけどさ)」

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