リア充代行サービス3

 女「あ、ねえねえ、この映画なんて面白そうじゃない?」

男「えー、恋愛映画かー」

女「苦手?」

男「いや、苦手じゃないけど…」

女「けど?」

男「(その映画他の人とも見たとか言えねー)」

女「ん?どうしたの?」

男「あー、いや。あ、ほら、こんなのはどうだ?」

女「んー、面白そうだけど、今日は恋愛映画な気分なんだー」

男「…そっか。」

女「…そんなに見たくない?」

男「え?あ、いや!そうじゃなくて、今日はちょっと違う気分かなーって」

女「例えば?」

男「あー、少し、興奮するような感じとか?」

女「ハラハラするような?」

男「!そうそう!そんな感じ!」

女「あ!じゃあ、前から見たのがあったんだ!」

男「へえ!どれどれ!」

女「えっと、確かこっちの…」

男「うん(え、こっちのコーナーって…)」

女「あ!あったあった!『ほの暗い森からの既読ムシ』

  前からなにが怖いかわからないけど怖いって話題で、

  見たかったんだー!」

男「(やっぱりか!)あ、えっと、ホラー…。

  ほんとに…見るの…?」

女「〇〇と見たいんだよー!」

男「あ、えっと、〇〇様…?ホラー映画は別料金で…」

女「いいよ!見たいし!」

男「な…えっと…あのですね…」

女「あれ?もしかして…怖いの?」

男「な!何言ってんだよー!そんなわけないだろー!」

女「じゃあ、今日はこの映画で!あー!楽しみだなー!

  あ、お金はちゃんと払うから大丈夫だよ?」

男「…ありがとうございます…。(はあ…だったらまだ恋愛映画のがよかったよ…)」

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